ジャッキー・チェン主演の映画でも個人的に好きで何度も観ているのが「ヤングマスター師弟出馬」です。
公開は1980年ともう30年前になりますが、これぞ正にジャッキー全盛期の肉体によるアクションと言えますね。
路線はジャッキーが開拓した「コメディ」要素を押し出したカンフーアクション。
道具を使ったアクションも見どころで扇子や腰布を使ったアクションは彼の器用さに感嘆します(かなりのリテイクがあったそうですが)
ただこの映画の数年後に大ヒットした「プロジェクトA」の様な全体的に高い完成度は誇っていません。ですがジャッキー・チェンが好きならば観ておいて損はしない作品と言えます。
ストーリーも補完不足気味だったり、カンフーアクションに組手の硬さが感じられますが敵役である足技の達人であるウォン・インシクの華麗なる蹴り技のアクションは魅せてくれます。
ストーリーよりアクションしている方が長いんじゃないか?って感じの作品ですね。頭を空っぽにして映画を観たいなら良いかなと、私はよく作業時のBGVとしてよく再生しています。
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